出版事業
『げんこのキモチ』(ポプラ社)
「きがつくと、ぼくはげんこをふりあげている。それが、おかあさんがぼくをきらいな理由。ぼくの居場所は家にはない。」実話からうまれた絵本です。他人とのコミニュケーションが苦手な”たかし”と野良犬の”でん”の出会いからはじまる、心温まるストーリー。人間だって、犬だって、心が通じないなんてことはない。人間側だけに基づいた考え方ではペットと共生することは非常に難しいと考えさせられます。ペットにも心があるということを、皆が意識すれば、しつけの仕方や保健所問題の解決にも、通じていくのではないでしょうか。